このページの先頭です
このページの本文へ移動

4 たくさんの子供達にチャンスを与えてほしい

更新日:2024年10月11日

質問者:臼田小学校 新海 茜(しんがい あかね)さん

 私は昨年の夏、「銀河連邦子供留学交流」という研修に参加し、北海道の大樹町に行かせていただきました。初めて飛行機に乗ったり、他の県から来た小学生と勉強したりするなど、普段は味わえない経験をさしていただきました。また、事前には、他県の特産物や宇宙に関することを調べ、職員さんの話をお聞きしてから参加しました。このことはとても勉強になったと感じています。
 私が一番貴重だと感じたことは、この研修中に、日本中の同学年の友達ができたことです。このような経験は、私たち小学生にとって自信につながる経験だと思います。
 私はもっと多くの小学生が経験できたらいいなと考えます。そのために、バスや電車などで行く事ができる近い場所を選んでも、経験できる小学生を増やしていただきたいです。佐久市の子どもたちが他の県や市での交流や研修といった、経験をしていろいろなことにチャレンジできる自信をつけてほしいと願い、私からの提案とさせていただきます。
 ご検討よろしくお願いします。

答弁者:教育長

 質問にお答えいたします。
 新海茜さんの質問から、新海さんが「銀河連邦子ども留学交流」で普段味わえない貴重な体験をし、佐久市の多くの小学生が、こうした体験ができる機会を設けて欲しいと願っていることがよく分かりました。私も新海さんと同じく、子どもたちにはできるだけ多くのリアルな体験をしてほしいと願っています。それは、教室の中で身につけた知識や技能が「生きる力」となるためには、自然体験や社会体験が不可欠であること、また、教室の中では、自分の良さを発揮できない子も、教室の外では輝くという場面が多くあるからと考えているからです。
 それでは質問にお答えします。
まず、佐久市が行っている小学生向けの体験研修事業としては、「銀河連邦子ども留学交流」のように県外で行うものではありませんが、「イングリッシュキャンプ」、「ジュニアリーダー研修」、「子どもまつり」などがあります。
「イングリッシュキャンプ」は、外国人講師と交流することで、英語を身近に感じ、英語への興味を高めることを目的とするもので、昨年は28名の小学生が参加しました。
「ジュニアリーダー研修」は、「自分で考え、行動する力」を持った人間性豊かなジュニアリーダーの育成を目的にし、約半年間で12回、野山での自然体験や、環境ボランティア活動などを行い、昨年は30名の小学生が参加しました。
「子どもまつり」は、ものづくりを通して、親子のきずなを深めることを目的に、ジュニアリーダー研修の関係者が中心となって、毎年9月に実施されております。
また、中学生が対象ですが、佐久市の姉妹都市である、エストニア共和国とモンゴル国との間で国際交流を行っています。ちょうど今、それぞれ8名が両国を訪問しているところであります。
以上が現在佐久市主催で行っている体験研修事業で、私としても、こうした機会を増やしたいという思いはありますが、現状では、予算や関係スタッフの人数などの理由により増やすことは、かなり難しい状況であることをご理解いただきたいと思います。
 なお、佐久市が主催するものではありませんが、佐久青年会議所が、様々な体験や挑戦をすることで、自然や仲間の大切さ、課題を見つけ、解決する力などを学び、自己の成長につなげることを目的として、「佐久っ子道場」という事業を行っています。また、県立望月少年自然の家では、恵まれた自然環境を活かし、キャンプなどの様々なプログラムが用意されています。さらには、学校行事として行われている修学旅行、登山、遠足や社会見学、地域探検、米づくり体験なども、自分から課題を持って参加することで、より一層貴重な体験の場になります。
 新海さんのように、多くの児童生徒の皆さんが体験活動の重要性を理解して、積極的に様々な活動にチャレンジすることを期待いたしまして、私の答弁を終わりにいたします。

質問者:新海 茜 さん

 ご答弁ありがとうございました。
 お話を聞かせていただきまして、私自身もこれから積極的に勉強や経験を積み、お世話になった方々や佐久市に貢献できるよう頑張りたいです。また私自身もいろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

ページの先頭へ