10 赤ちゃんとふれ合う機会を
更新日:2016年8月15日
質問者:高瀬小学校:竹花 碧乃(たけはな あおの)さん
私は、地域のいろいろな世代の人、中でも、私たち小学生が接することがほとんどない「赤ちゃんとふれ合う機会」を作ってほしいということを提案します。
高瀬小学校では、ふるさと学習やクラブ活動で、地域の人と交流する機会があります。しかし、高瀬地区にはお店が少なく、大きな公園や図書館もないので、地域のいろいろな世代の人と一緒に過ごす機会がなく、特に、お母さんと一緒に過ごしている赤ちゃんと接することがありません。
赤ちゃんのお母さんからお話をお聞きしたり、楽しく遊ぶ赤ちゃんと接したりすることが、私たちにとって、とてもよい経験になると考えます。いかがでしょうか。
答弁者:市長
高瀬小学校 竹花碧乃さんからの「赤ちゃんとふれ合う機会を」の質問にお答えいたします。
近年、少子化が進み、皆さんの「お父さん」や「お母さん」の子どもの時と比べ、子どもの人数は全国的に減少してきていることから、碧乃さんも周りに赤ちゃんが少ないと感じていると思います。
佐久市では中学生を対象とした「思春期赤ちゃんふれあい体験学習」を実施しております。この赤ちゃんふれあい体験学習は、中学生が赤ちゃんの抱っこ体験・お母さんとの交流・妊婦体験を行い、赤ちゃんへの理解と命の大切さを感じ、思いやりの心を育むことを目的としています。碧乃さんの質問にあったとおり貴重な経験にもなるものです。
しかしながら、小学生を対象とした「赤ちゃんふれあい体験学習」は実施しておりません。
佐久市では小学生が利用しない児童館の午前中に、小さな子供とお母さんたちが集まる「子育てサロン事業」を実施しています。
そこでこの「子育てサロン」の事業を利用することで、小学生が赤ちゃんと触れ合うことができるのではないかと思います。
高瀬小学校では、ふるさと学習やクラブ活動で、地域の人と交流する機会があるということです。
学校のこうした学習計画と、高瀬児童館で原則第2、第4水曜日に実施をしております「子育てサロン」との日程が合えば、小学生が「赤ちゃんとふれ合う機会」も実現すると思いますので、まずは、先生に相談をしてみてください。
赤ちゃんとのふれ合いは、多くの小学生が、命の大切さや人への思いやりについて考える良い機会であると思います。