22 佐久市の観光客増加に向け、文化施設を造ってほしい
更新日:2016年9月9日
質問者:浅間中学校:阿曾沼 祐人(あそぬま ゆうと)くん
昨年、長野新幹線から北陸新幹線に代わったことで、利用者が増加し、4月には1,000万人に到達しました。長野新幹線の時と比べ、3倍ほど利用者が増えているようです。
しかし、佐久市には、善光寺や松本城、軽井沢といった名所があるわけではないので、佐久平駅で下車する理由がありません。
そこで、コンサートなど、どんなイベントにも対応できる文化施設を建設することを提案します。それにより多くの人が佐久の地に訪れれば、市が活性化すると同時に、佐久市の良さを知ってもらう機会になるのではないでしょうか。佐久市のさらなる発展のためにもよろしくお願いします。
答弁者:市長
浅間中学校 阿曾沼祐人君からの「佐久市の観光客増加に向け、文化施設を造ってほしい」の質問にお答えいたします。
現在、佐久市内にはコスモホール、交流文化館浅科、駒の里ふれあいセンター、佐久平交流センターなどの中・小規模の文化施設があります。
市では、観覧席とステージが近いといった、中・小規模の施設の特徴を活かした臨場感ある様々なイベントを企画、実施しています。
一例を申し上げますと、児童・青少年のための舞台芸術フェスティバルの〈キッズ・サーキットinSAKU〉は、8月の5・6・7日の3日間に、21の劇団などの団体を佐久市に招き、23もの舞台を、コスモホールをはじめとする施設で上演するフェスティバルです。
こういった文化事業を開催することにより、地域の文化振興だけでなく、多くの人が訪れる魅力ある佐久市にしていきたいと考えております。
また、5月27日には佐久市猿久保の「創錬の森」に県立武道館の建設が決定しております。この施設は、柔道・剣道はもとより、武道以外の活動やイベント等にも活用できるよう、利便性が高い施設を目指すとの方針がうたわれております。
この主道場に椅子を配置した場合、観客席は、東信地区で最大規模となることからコンサートや演劇などの公演の開催も可能だと考えられます。
今後におきましても、文化施設に限らず、佐久市にあります施設や観光地を多くの皆様に知っていただき、佐久の地を訪れていただけますよう、魅力アップやピーアールに努めたいと考えています。