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5 望月の遺跡保存について

更新日:2016年8月12日

質問者:望月小学校:畠口 真緒(はたぐち まお)さん

 私は望月の下吹上遺跡復元住居の修繕をお願いしたいです。
 社会の学習で望月にはたくさんの遺跡があることが分かりました。多くの川や山に恵まれている、この望月に縄文人が住んでいたのだと思うと、縄文人を身近に感じるとともに、歴史ある望月を誇りに思います。
 遺跡の一つ、下吹上遺跡には竪穴住居の復元があります。復元住居のおかげで、よりその大きさや様子が分かるのですが、数十年経過しているため、崩れ落ちそうになっています。
 今後も多くの人に遺跡を見てもらい、ふるさと望月を見つめ直す機会にしてほしいと思います。復元住居の修繕をぜひお願いします。

答弁者:教育長

 望月小学校 畠口真緒さんからの「望月の遺跡保存について」の質問にお答えいたします。
 望月小学校6年生の皆さんは、5月に社会科の授業として、下吹上遺跡の見学や現地での説明を聞き、また、教室での歴史学習を通し、望月地域の歴史を真剣に学ばれたとお聞きしております。
 説明させていただいた2人の学芸員にそれぞれお寄せいただいた感想を読ませていただきましたが、皆さんが大変熱心に学習された様子が伝わってきて、私も大変うれしく思いました。
 さて、下吹上遺跡は、昭和51年に発掘調査された縄文時代の遺跡で、縄文時代の前期から中期にかけての住居址が6軒見つかるとともに、深鉢型土器などの出土遺物も多数見つかっている、縄文時代の人々の暮らしを知ることのできる遺跡です。
 畠口さんお話の、復元住居は、昭和53年に鉄平石を床に敷いた敷石住居と竪穴式住居の2つを復元したもので、修理が必要な状況となっています。
 下吹上遺跡の復元住居の修繕につきましては、材料となります茅等も相当量用意する必要もありますことから、今年度から茅等の収集をはじめまして、住居が復元できる量が収集できた後、修繕を行いたいと考えております。
 貴重な下吹上遺跡ですので、これからも望月小学校をはじめ多くの児童生徒皆さんの学習の場として、また、多くの皆さんに親しんでいただける場所になりますよう、修繕を行っていきたいと考えています。

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企画部 広報広聴課
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