15　学校の通学路をもっと安全に

　僕たちが毎日通っている学校の前の道は、朝夕かなりたくさんの車が通ります。僕たちは毎日集団登校をしていますが、信号待ちをしていると歩道が児童でいっぱいになってしまい、とても危険です。
　城山小では、16年前に交通事故で2人の命が失われてしまいました。地域のみなさんが協力して見守り隊を作ってくれましたが、それでも見きれないと思います。
　そこで、学校前の歩道にガードレールをつけてもらえないでしょうか。信号の近辺だけでもよいのでガードレールがあれば安全に信号待ちができます。よろしくお願いします。自分たちでも交通事故が起きないよう気をつけたいです。

　佐久城山小学校　田村亮太君からの「学校の通学路をもっと安全に」についての質問にお答えいたします。
　学校の通学路の安全対策については、昨年の3月に「佐久市通学路交通安全プログラム」が作成され、このプログラムに基づいて安全対策を行っています。
　このプログラムは、通学路の危険な場所を、先生やお父さん、お母さんから地元の区長さんに話をしていただき、区長さんから市へ要望書を提出していただきます。
　要望された危険な場所は、先生や区長さんと教育委員会、また警察や道路を管理している佐久市が合同で点検を行い、どの様な安全対策が必要か検討をします。
　城山小学校の通学路については、これまでも道路の穴などの危険な場所や歩道の設置などについて要望をいただき、通学路交通安全プログラムの点検を行い、対策が必要と思われる場所の工事などを行ってまいりました。
　今回「学校前の歩道にガードレールを設置してもらいたい」とのことですが、平賀下宿区の区長さんからも要望をいただいておりますので、学校の先生や区長さん、警察署と佐久市で合同の点検を行い、今年度、できるだけ早く、ガードレールを設置したいと思います。
　市では、これからも皆さんが安全に通学できるよう関係機関と連絡を取り合って交通安全対策を行いますので、皆さんも交通ルールを守りながら、通学をしてください。