記者会見(令和2年8月19日)
更新日:2020年8月19日
下記の内容で記者会見が開催されました。
- 開会
- 市長あいさつ及び令和2年佐久市議会第3回定例会提出予定議案等の概要説明(PDF:175KB)
- 質疑
(1)佐久市議会第3回定例会提出予定議案について・・・【資料1】(PDF:3,256KB)
(2)その他 - 閉会
質疑内容(要旨)
1 令和2年度佐久市議会第3回定例会提出予定議案【資料1】について
- 議案第91号 令和2年度 令和元年東日本台風災害佐久市コスモホール電気・機械設備等復旧(本体)工事請負契約【資料P18】について
Q1:記者
コスモホールの工事について、工期は令和3年3月19日までということですが。復旧後のオープンはいつになりますか。
A1:社会教育部長
工期は令和2年度末ですが、長期間閉鎖していることから、復旧後の機器の点検・調整など行い、令和3年8月開館を予定しています。
Q2:記者
地下にあった設備が水没し、地上へ移設する改良復旧について、市長が国へ財政支援等について要望等に行かれていましたが、その後の結果を教えてください。
A2-1:市長
文部科学省へは、屋外に2階建ての建物を建設し、設備をそちらに移設する工事費、いわゆる改良復旧について補助対象としてもらいたい旨を再三に渡ってお願いしてきましたが、現状復旧にかかる費用の3分の2が補助対象ということで、私たちの思いは届きませんでした。
A2-2:文化振興課長
国への要望や陳情、長野県市長会を通じてお願いしてきましたが、現状復旧分のみが補助対象ということでしたが、今回の工事はコスモホール南側に新たな機械室を設置し、そこへ配置する改良復旧工事となっています。 - 補正予算【第7号】東京オリンピック・パラリンピック関連事業費【資料P38】について
Q1:記者
事前合宿中止に伴う減額ということですが、オリンピック・パラリンピックが延期になったことで、現在どのような状況でしょうか。
A1:市長
延期になったことで、事前合宿は中止とし、用意していた事業に関しても、ここで整理するということで減額いたします。
エストニア国から特段の説明もなく、急を要することでもないので、催促もしていません。
2021年に行われるオリンピック・パラリンピックについて、国からのご指導をいただきながら、しかるべき役割を果たしていきたい。 - 補正予算【第7号】観光宣伝事業費【資料P37】について
Q1:記者
市内宿泊施設利用者に対する店舗利用促進券配布に係る経費等について、促進券の対象や配布方法を教えていただきたい。
A1:経済部長
「がんばろう佐久応援券」として、全市民を対象に定額給付金を応募した方に応援券を配布いたしました。その第2弾として、「がんばろう佐久!トラベル応援券」として、市内宿泊施設利用者に配布いたします。
配布方法につきましては、市内宿泊施設に宿泊された方に3千円分の商品券をお渡し、1万泊分を予定しております。「がんばろう佐久応援券」で登録した店舗700店ほどでの利用を考えています。 - 債務負担行為補正【資料P39】について
Q1:記者
佐久平浅間小学校増築工事分の債務負担設定期間の延長理由を教えてください。
A1:学校教育部長
当小学校につきましては、児童数の増加に伴い増築工事の設計業務を進めているところです。当初工事の計画では、令和3年度の夏季の工事は、エアコンの使用を止め、工事を実施し、令和3年度中に工事を終了させる予定でありました。
しかしながら、コロナ禍でのマスク着用や猛暑が続いていること、児童の健康面等を配慮し、夏季のエアコン使用を中止することなく、令和4年まで工事期間を延長することから、債務負担行為の延長をお願いするものです。
Q2:記者
中小企業振興資金利子補給金の限度額が増額となっていますが、現状を教えてください。
A2:商工振興課長
8月19日正午時点の状況ですが、融資件数549件、うち緊急経済対策分528件になります。昨年1年間では、196件ほどでしたので、今回、利子補給金分につきましても補正を組ませていただきました。
これは、コロナ禍で佐久市独自施策として、利子補給を5年間とする施策を打ち出したことから、中小企業・商店をはじめ、運転資金、経営安定を図るため、利用する方が多数に上っている状況であると考えられます。
2 その他
- 災害復旧について
Q1:記者
令和元年東日本台風災害から10月で1年を迎えますが、現在、復興に対しての課題となっているものは何でしょうか。
A1:市長
長野県、佐久建設事務所の皆さんには、知恵を絞ったりしていただき、復旧が進んできています。
国においても、権限代行により千曲川の大きな工事を進めていただき、農林水産省におかれましても、事前着工等大幅に踏み込んで許可をいただいたことから、今シーズン水田耕作が出来たところがありました。
そういう意味では、激甚災害はこんなにも地域を守ってくれるということを感じ、感謝を申し上げたいと思っています。
一方で、復旧工事の内容について、住民合意が取れていないケースもあります。住民の皆さんの住宅や土地などの移動が求められているところもあり、折り合いがつかない場面、また、地域の要望が必ずしも100%通っていないところもあります。
台風の大きな原因ともなった浚渫が台風シーズンを前に行われていない個所もあります。できない事情等もありますが、住民の皆さんが台風シーズンを迎えるにあたり、不安な要素があることが課題であります。
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