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記者会見(令和6年2月9日)

更新日:2024年2月26日

令和6年2月9日、午後3時30分から行いました定例記者会見の次第及び配布資料です。
各資料はクリックしてご覧ください。

  1. 開会
  2. ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。市長あいさつ及び令和6年佐久市議会第1回定例会提出予定議案等の概要説明(PDF:7,511KB)
  3. 質疑
    (1)佐久市議会第1回定例会提出予定議案・・・ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。【資料1】(PDF:6,404KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。【資料別冊1】(PDF:919KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。【資料別冊2】(PDF:2,779KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。【資料別冊3】(PDF:17,215KB)
    (2)その他
  4. 閉会

質疑内容(要旨)

1 令和6年佐久市議会第1回定例会提出予定議案【資料1】について

Q1:記者
 17ページ議案番号第13号「モンゴル国ウランバートル市スフバートル区との姉妹都市提携について」ですが、提携・調印はいつ頃の予定でしょうか。
A1:市長
諸手続きが進み、議会でも話し合い、議長と共に姉妹都市締結についての提案などしております。議案の安定度は高いと思いますので申し上げます。毎年バルーンフェスティバルにはスフバートル区から区長他の皆様をご招待しています。今年もバルーンフェスティバルに合わせた来日になると思いますので、ゴールデンウィークを調印の時期として捉えています。
Q2:記者
先ほど財政状況が厳しいということをおっしゃっていましたが、その辺りの認識を詳しく聞かせていただけますか。
A2:市長
これまで私は佐久市長として4期を務めさせていただいております。
当初私が就任した時は、新佐久市は合併5年目で合併特例債というものがありました。さまざまな計画をしてきたものが実施段階に入る、また使途を決めていく段階にありました。この合併特例債は大変に有利な起債であります。そういったものを佐久市は合併することによって手にしました。佐久市にとって財源として大変有利なものでありました。その中において、すべきことを行ってきたという思いがあります。一方でそれが終焉を迎えるにあたり、国も同様でありますが厳しい財政状況にあり、期待をしていた補助事業等もだんだんに乏しくなるという面もあります。また人口構造から、社会保障等にも非常に費用がかかります。そういった時代の趨勢の中において、佐久市もご多分に漏れず厳しい財政状況ということを感じております。
Q3:記者
合併20周年記念事業が10月より始まるということですが、どのような事業にしたいのか、また20周年を迎えるにあたり、市のかかえる合併から見えてきた課題、またはうまくいっている点などについて伺えますか。
A3:市長
合併をして20周年が経ち地域の皆さんにも、よくシビックプライドと言われますけれども、地域への誇りと愛着を持てるような、それらを深められるような、そんな20周年になればいいなと思っています。
そして振り返ってみて、この20年間の中で佐久市において最も大きな投資の一つに、地域の医療を守っていくということに多くの費用を投資してきたということがございます。それによりそういった思いを、各病院の皆さん、医師会の皆さんが市の姿勢に非常に評価をいただいていると思っています。実際には今回も予算の中にもありますけれど、平日夜間急病診療センターの協力体制などにも表れてきていると思います。これは20年の中において、市民の皆さんが得た一つのシビックプライドで「医療の充実した町」を体感していただいているのではないかなと思います。
先ほどのご指摘にある課題については、地域間格差が挙げられます。佐久平駅周辺におきましては、高齢化率が下がるという本当にありがたい現象が起きています。長土呂地区は18%から17%に高齢化率が下がっているということです。逆に山間部などの望月地区においては40%を超える数字になっています。佐久市(全域)としては30.5%ほどであります。人口が集中していく地域と、過疎化が進んでいく地域のそれぞれの違いが浮き彫りになってきたと思います。これは課題として顕在化してきたものという思いを持っています。
Q4:記者
 令和5年度の当初予算について、人口減少や厳しい財政の中において市長のお考えとして、なぜこの時期になぜこのような予算が組まれたか、また比較的積極的な対策を組まれたのか、そのあたりをお聞かせください。
A4:市長
地域課題がそれぞれございますが、まず担当する職員と意見交換をして準備をしてきたことは育休退園を廃止するということ。そして保育士の処遇改善を図るということです。私の4期目の公約でもありましたけれど、女性活躍者をしっかり作っていくことにおいて育休退園というのは、ある意味では矛盾が露呈をしていたものであります。そういったものについて克服をしていくという強い思いを持っていました。また県の人口減少少子化対策の戦略会議に市長会から参加をさせていただきました。ここで指摘をされた大変大きな課題について、この人口減少社会において発生してくる人手不足ついてです。これはいくつものアプローチがあると思います。例えば、今回処遇改善をすることによって出てきた人手不足をどう対応していくかということ。一つはやはり賃金の引き上げです。今回処遇改善したことにもそういうことがあります。もう一つは制度改正です。これはライドシェア(ドライバーや同じ場所へ移動したい人を探し、相乗りによるドライブ)などもそうですけれども、今までにはないルールを持って対応していく。このライドシェアにおいては、軽井沢町は4月から始まります。制度を変えて人手不足に対応していくということが可能となります。人手不足の中で一つは働いていただくということ。そして働く現場にとどまってもらう、または入ってきてもらう。これが女性であり高齢者であり外国人でありということがますます行われます。その中で女性の働きやすさを整えていくための処遇改善をすることで、お子さんを未満児も含めて預けられる環境を充実させていくこと。この予算規模は金額として大きいわけではございません。ですが今までの感覚をもう少し踏み越えて行ったことであります。これについては行うべきことを行った予算という思いを持って編成しました。
先日、市長会に知事が来られて話したことがあります。県の方でも財政負担をして子育て環境を整備するということ。そのことによって各市町村も育休退園などを始めとし、子育て環境を県と市とで行っていきたいということをお伝えになられました。こういった面について、私も知事に戦略会議等をお願いしました。知事からも政治的な発言をいただきたいということ。行政から行政に対して伝達をするだけじゃなく、政治家として知事が政治的発言をメッセージとして発信しなければ実現しません。もう予算編成終わっています。これを随時やっていくことについては知事のリーダーシップに期待するものでありますし、そういったことを今後も働きかけていきたいと思っています。
Q5:記者
知事に対して市長から直接語り掛けたということですね。
A5:市長
はい。3回目の少子化人口減少戦略会議の中で、私が知事に発言をさせていただきました。知事からの発言はメッセージ性の強いものを発信していかなければいけないという形の話をさせていただきました。政治的発言を望むということを信濃毎日新聞でも書いていただきました。そういったことが今後においてもやっていかないと実現しないし、政治的発言というものもまだ弱い状況と思いますね。知事の発言がもっと強くならなければいけないと思います。
Q6:記者
そのようなやり取りがあったのでしょうか。
A6:市長
やることはやりますよという話がありました。そういうお約束をされたので市長会に来てのそういった発言だったと思います。思いますけれど、まだ弱いと思います。もっと言わないと実現しないと思います。

2  その他

Q1:記者
これまで携わってきた4期の市政運営について振り返っていかがでしょうか。また今後の、次期の市政運営に向けてはどのようにお考えでしょうか。
A1:市長
市長として4期目の3年目が終わろうとしています。先の選挙では無投票となりましたけれども、強く訴えをしました。そして公約としての重みを持ったことということは政策転換です。政策転換ということを申し上げ、その中の大きな柱が二つあります。一つは地域公共交通を大きく転換をしていこうと思っております。これは循環バス等で行っていた市民の足をデマンド交通に変えていくということです。もう一つは女性活躍社会というものについて振り返ると、3期目までに私自身がした展開の中で不足していたものだと思います。女性活躍ということの中で、女性大学の創設、あるいはまたデジタル女子というものをスタートさせたり、あるいは今回の育休退園廃止ということを行ったり、あるいは3ビズ(三万円ビジネス)であったりということを行ってきたつもりであります。それらが市民の皆さんのご理解と、また議会の皆さんからのご指導、職員の協力により実現してきているということ。選挙は無投票でありましたけれども、約束が基本ですので約束をしたことについては、結実してきている現在だというふうに思っております。
今後についてのことはまたお話しする機会があると思います。今は4期目の3年目であり、4期目の3年が終わるところですのでまだ次についての発言をするにはちょっと早いかなと思います。まず4期目の任期を全うするということ。より政策実現・公約実現に力を注いでいきたいと思います。

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