11.地下道にスロープをつくって事故を減らしたい
更新日:2016年4月19日
質問者:高瀬小学校:松本 哲佳(まつもと のりよし)くん
僕たちが通う高瀬小学校の前には地下道があり、小学生が安全に県道を渡って登下校することができます。
しかし、地下道には階段しかなく、歩行者しか通れません。
自転車の人は県道を直接渡るしかないので危険です。実際に、自転車に乗った小学生が車と接触する事故も起きました。
そこで、地下道にスロープを作って、自転車の人も通れるようにしたらどうかと考えました。また、手すりもつければ、お年寄りや、体の不自由な人も利用できると思います。
ご検討をお願いします。
答弁者:市長
高瀬小学校 松本哲佳君からの「地下道にスロープをつくって事故を減らしたい」との質問にお答えいたします。
地下歩道にスロープを作る場合、国の決まりによって、階段が10m行って2.5m上がる勾配、角度ですと14度以下で作る事になっています。
高瀬地下歩道の階段は10m行って5m上がる勾配、角度ですと27度ありますので、今の地下歩道にスロープを作ったら、自転車で通った場合、スロープが急すぎて、滑り落ちるなどの危険が考えられます。
また、全部作り直すとなると、スロープをなだらかに作る必要があるので今の場所では土地が狭いため、校門から離れた新しい場所に土地が必要となるなどの問題があり、新しく作り直す事は非常に難しいと思います。そのため、自転車で県道を横断する時は、大変だと思いますが近くの横断歩道を渡るようお願いします。
次に、手すりにつきましては、現在、階段部分に手すりが付いていますが、地下の平らな部分には付いていません。平らな部分については、今のところ付ける計画はありませんが、区長さんや、皆さんのお爺さん、お婆さんにお聞きし、付けるように要望があれば、検討していきたいと思います。
高瀬地区では、高瀬小の皆さんを交通事故から守るために地域住民の皆さんで作った「たかせっ子みまもり隊」が皆さんを見守っていただいていますので、皆さんも交通ルールを守りながら、「たかせっ子みまもり隊」に感謝の気持ちを持ち、学校生活を送ってください。