6.安全な校庭の整備について
更新日:2016年4月19日
質問者:望月小学校:岡田 和茂(おかだ いずみ)くん
僕が通う学校では、児童みんながとても元気で、休み時間になると、大勢が校庭でサッカーなどのボール遊びを楽しんでいます。
そんな校庭が大好きな僕たちにとって、困ったことがあります。雪が溶けた後や、参観日や行事で校庭を駐車場として利用した後に、校庭にでこぼこが多くなり、運動中に転んでしまったり、ボールがまっすぐに転がらなかったりすることです。このような悩みを抱えている学校がほかにもあるでしょうか。僕たちの学校や、他にもあるとすればそれらの学校が、校庭を安全に使えるように、学校と共に考えてほしいと思います。
答弁者:教育長
望月小学校 岡田和茂君からの「安全な校庭の整備について」の質問にお答えいたします。
校庭がデコボコだと、足を引っ掛けて転倒する可能性もあり、楽しい、安全な遊びではなくなってしまう恐れがあります。
現在、佐久市内のほとんどの学校の校庭は、「クレイ舗装」と呼ばれる土を用いた舗装が施されており、皆さんが運動するのに適した硬さで、かつ水はけがよくなるように整備されています。そのため、本来車の重さには適さないので、条件が悪い時に車が走行するとタイヤの跡が残ってしまいます。
逆に、車が走れるように整備した場合は、校庭が硬くなりすぎてしまい、運動の際にけがをしやすくなってしまいます。
また、校庭は、水はけがよくなるように整備されていますが、長く雨が続いたり、土の中の水が凍ってしまうような寒い日が続いたりすると、土の中の水分がなかなか排水されず、校庭がぬかってしまいます。
しかしながら、車社会である現代は、参観日などの行事の日は、車を入れざるを得ない場合もあるでしょう。
教育委員会としましては、岡田君からの貴重な意見は、今後の課題として受け止めたいと思いますが、皆さんの学校でも、車が入った後は、できる限りトンボやローラーなどで均したりして、皆さんが安全に使えるよう自校でできる整備については、ご協力をお願いします。