5.フラワーロードも水道を作ってほしい
更新日:2016年4月19日
質問者:浅科小学校:松澤 七海(まつざわ ななみ)さん
私が通う浅科小学校では、国道142号線にフラワーロードを作っています。国道のポイ捨てを無くそうと20年近く取り組んで今では約500mもの長さの花壇になっています。しかし、花に必要な水やりがとても大変です。今年も作業を行いましたが、お家の方に軽トラを出してもらい大きなタンクに学校や池から水を汲んでいったり、家から持ってきたペットボトルに近くの水路で水をため水やりを何往復も行ったりします。そこで、フラワーロードに水道を作って、花をもっと育てやすい環境にできれば、この活動が広がりポイ捨てが減りキレイな佐久市になると思います。
答弁者:市長
浅科小学校 松澤七海さんからの「フラワーロードに水道を作ってほしい」という質問についてお答えいたします。
浅科小学校の皆さんには、国道142号線を、花いっぱいのフラワーロードにする活動を行っていただき、大変感謝しています。
国道142号線を通る時に、きれいに手入れをされたマリーゴールドの花壇を見て、多くの人の心が癒されていると思います。
この活動は、平成元年に、ゴミがたくさん落ちていた国道142号線を、どうしたらゴミのポイ捨てが無くなるのか浅科小のみんなで考えて、花を植えてきれいにしたらポイ捨てはなくなるのではないか、ということから始まり、今では浅科地域全体の活動になっていると聞いています。
「フラワーロードに水道を作ってほしい」ということですが、国道142号線を管理している佐久建設事務所に問い合わせをしましたら、現在、その計画は無いとの回答でした。しかし、地域の美化活動として県から支援を受けられる、アダプト事業を実施している、地元の区の活動と一体とすることで、フラワーロード活動に対して、花の種や肥料などを、予算の範囲内で支給できるとも聞いています。
フラワーロードの作業は大変ですが、PTAの皆さんや学校の先生方の力を借りながら、汗水流して花の手入れをしたことは、きっと大人になっても、かけがえのない思い出として残ることでしょう。
伝統あるフラワーロード活動を、今後も後輩へ引き継いで、末永く取り組んでいっていただきたいと思います。