20.佐久市の公共施設における受動喫煙防止について
更新日:2016年4月19日
質問者:佐久長聖中学校:丸山 覚(まるやま さとる)くん
世界最高健康都市をめざす佐久市は、公共施設での受動喫煙対策を講じて下さっています。以前は喫煙場所が1階のホールにあった市役所や、玄関脇にあった佐久平交流センターも玄関から20m以上離れたところに喫煙室が設置されています。これは平成22年に喫煙場所を施設の出入り口から極力離すよう厚生労働省から出された通知に基づき対策をとられたものと思われますが、市総合体育館や交流文化館浅科の玄関脇にはまだ喫煙所が設置されています。また、市内の学校の敷地内禁煙率は全国平均を下回っています。佐久市の受動喫煙対策について、今後の方針をお聞かせください。
答弁者:市長
佐久長聖中学校 丸山覚君からの「佐久市の公共施設における受動喫煙防止について」の質問にお答えいたします。
佐久市においては、平成22年2月に国から出されている「受動喫煙防止対策について」の通知を基に市の管理施設における受動喫煙防止対策を進めているところです。
そこで佐久市は、毎年市有施設の受動喫煙防止対策の状況調査を行っており、今年行った調査結果では、現在208ある市有施設の内、敷地内禁煙が96施設で46%、建物内禁煙は85施設で41%でした。その内、学校教育施設では、市立小中学校24校の内8校で敷地内禁煙、16校で建物内禁煙という状況です。
基本的には、どの施設も敷地内禁煙としたいところではございますが、施設の構造や利用者のニーズにより、敷地内禁煙が難しい施設では、可能な限りの分煙対策を講じて受動喫煙を防止するように努めているところです。
さらに、施設の喫煙状況が一目でわかるように佐久市特製の「環境表示ステッカー」を施設に貼るなどの工夫も始めております。
また、建物の入り口付近に喫煙所がある場合は、出入り口から離した場所に設置するなどの改善を進めてまいります。
今後、佐久市においては、引き続き国や県の対策に基づき、各施設での分煙を進め受動喫煙防止対策に努めてまいります。