22.市内空き地への太陽光パネルの設置について
更新日:2015年7月8日
質問者:浅科中学校:中澤 拓哉(なかざわ たくや)くん
現在佐久市では、再生エネルギーや省エネルギーについて、積極的に取り組んでいます。具体的な数値目標が達成されれば、環境都市としての佐久市をアピールできます。そこで、具体的に三つのプランを考えました。
まず、太陽光パネル設置に関する補助金の増額です。補助金が増額されれば、設置を検討する企業や家庭も増えると思います。
次に、市営メガソーラー発電施設の建設です。市有地や休耕田を利用し、現在望月で稼働しているようなメガソーラー発電施設を建設し、発電量を増やす取り組みも可能ではないでしょうか。
最後に、電力事業自由化の利用です。電力事業自由化の流れの中、電力事業へ参入する予定の企業が名乗りを上げています。そうした企業を積極的に佐久市へ誘致することです。市は売電価格の下落に伴う減益を心配する必要はなく、安定した貸与収入が得られます。
答弁者:市長
浅科中学校 中澤拓哉君からの「市内空き地への太陽光パネルの設置について」の質問にお答えいたします。
まず、「太陽光パネル設置に対する補助金の増額」についてですが、佐久市では、平成20年度から住宅用に、平成24年度から工業等の企業用に、それぞれ補助を行ってきました。今年度からは、さらなる自然エネルギーの普及を目指し、補助対象者や、補助金額を増やして、より使いやすいように変更をしましたので、多くの方にこの補助金を活用していただきたいと考えています。
次に、「新たな市営メガソーラー発電所の建設」についてですが、昨年11月に出力約2メガとなる「佐久市メガソーラー発電所」が望月に建設されています。市がさらにメガソーラー施設を建設するという考えではありませんが、現在の発電所の発電実績や、佐久市の日照時間の長さを広くアピールすることで、市内に太陽光発電設備を設置したい人が増えていくことを期待しています。
最後に、「電力事業に参入する企業の誘致」ですが、電気事業法の改正により、平成28年からは家庭向けの電力販売が自由化になります。今後、市の条例などのルールを守ってもらいながら市内の土地や公共施設の屋根など、情報の提供をしていきたいと考えています。