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4.サケが戻ってくる千曲川にするために(ダムに魚道を。PRについて)

更新日:2015年7月6日

質問者:切原小学校:黒沢 将吾(くろさわ しょうご)くん

 総合の時間に、昔は千曲川にサケが上ってきていたことを知りました。でもダムができてから、全くいなくなってしまったそうです。そこで、ダムに魚道を造ってほしいと願っています。ぼくたちが放流した稚魚が世界をめぐって、またこの佐久に帰ってきたらと思うとワクワクします。そのために、まずこのことを知ってもらうPR活動をしてほしいです。

答弁者:市長

 切原小学校 黒沢将吾君からの「サケが戻ってくる千曲川にするために(ダムに魚道を。PRについて)」の質問にお答えいたします。
 千曲川には、河口から佐久市までの間にダムが3ヶ所造られており、すべてのダムに、魚が遡上出来るよう、「魚道」が設けられています。
 長野県では、昭和55年頃にサケが遡上できる千曲川にしようと「カムバックサーモンキャンペーン」が繰り広げられ、各地で稚魚の放流などが行われました。その後の21年間で千曲川に、約899万匹の稚魚を放流したようですが、遡上できたのは、飯山市にある「西大滝ダム」の下流までで、わずか48匹が確認されただけであったとのことであります。上田市では、平成22年と平成24年にそれぞれ1匹ずつサケの遡上が確認され、今年も遡上が期待されているとのことです。
 以上のような状況から見ると、佐久の千曲川にサケがすぐに戻ってくるのは難しいと思われますが、もっと川をきれいにして魚や昆虫などが住みよい川にすることが出来たなら、サケが佐久に帰って来る日が来るかもしれません。
 市におきましては、美しい郷土を守るための様々な環境に関する事業やPR活動を行なっていますので、身近な活動に、友達と一緒に取り組んでいただければと思います。

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