23.歩車分離式の信号について
更新日:2015年7月8日
質問者:浅間中学校:上原 迅弥(うえはら としや)くん
最近では、通学路に歩車分離式の信号を良く見かけるようになりました。しかし、今までの信号と違うせいか、歩行者の渡る順番の時に、車が飛び出してきたり、車の渡る順番なのに、歩行者が横断歩道を渡ったりしていることがあります。お互いマナーを守り、譲り合う気持ちがかけていることもあると思いますが、それだけでなく、歩車分離式の信号だという認識がされていないのではないかと思います。
そこで、歩車分離式の信号であることの標識の設置をお願いしたい。また、歩車分離式の信号が普及していることを知っていただくため呼びかける運動を行うと良いのではないかと考えました。ご検討をお願いします。
答弁者:市長
浅間中学校 上原迅弥君からの「歩車分離式の信号について」の質問にお答えいたします。
道路標識は、その大きさや図柄、使用目的などが法律で決められています。今の法律では、歩車分離式信号の道路標識はありませんので、設置することはできませんが、表示板や電光掲示板を信号機に取り付けたり、信号の手前に看板を立てて、通行する皆さんに注意を呼びかけているとのことです。
次に、知っていただくための呼びかけ運動についてですが、歩行者が渡る順番の時に車が飛び出す原因を考えてみますと、道路の状況や信号機の表示を良く見ないで、車を発進させたりすることが、原因の一つだと思います。警察では、今ある全ての歩車分離式信号機には、「歩車分離式」と記載された表示板を取りつけてあるそうですし、歩行者用信号機にも同じ表示板をつけている交差点が多数あるので、見ればすぐわかるそうです。つまり、道路の状況と信号を良く見て通行することが、歩車分離式信号交差点を安全な場所とするために、最も重要なことだと思います。
佐久市ではこれからも、歩車分離式信号機の認識を高めていただいたり、道路の状況と信号を良く見て通行していただけるよう、交通安全指導を行っていきます。