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M40

更新日:2021年1月23日

二重星M40の画像です。

おおぐま座、北斗七星を形作る星の一つ、δ(デルタ)星の近くにある二重星。美しい星雲や星団につけられている番号として有名なM(メシエ)ナンバーですが、これは本来、18世紀のフランスの観測家シャルル・メシエが自分の彗星捜索のために、彗星と見間違えやすい天体のリストとして作り始めたものです。このM40は、17世紀の観測家ヘベリウスが星雲として記録していた天体をメシエが確認したものです。メシエはこれは星雲ではなく二重星であることに気がつきましたが、ヘベリウスがそうであったように、間隔の狭い二重星は星雲のように見えることがあるため、そのままメシエ・カタログに入れたものだとされています。小型の望遠鏡でも見つけられます。写真の右側に写っている小さな銀河はNGC4290、さらに右端に微かに写っているのはNGC4284です。
[撮影データ]2020年4月28日 20時38分~ 15cmF8屈折 キヤノン60Da(ISO6400) 2分×7枚 ステライメージ8でコンポジット・画像処理

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