シュワスマン・ワハマン彗星(73P)
更新日:2020年6月25日
分裂後最も明るかったB核
2006年に話題になった彗星。シュワスマン・ワハマン第3彗星(73P)は1930年に発見され、約5.4年で太陽の周りを一周する暗く目立たない短周期彗星でしたが、1995年に突然明るくなり、核が割れて分裂していることがわかりました。彗星は分裂したまま2006年に地球に接近して観測好機を迎えます。肉眼で見える明るさにはなりませんでしたが、分裂した核はそれぞれ尾を出し、編隊を組んだ小彗星が空を渡っていく様子を多くの天文ファンが写真で捉えました。
[撮影データ]2006年5月10日 15cmF8屈折 ニコンD50(ISO1600) 5分×3枚 ステライメージ7でコンポジット・画像処理
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