更新日:2018年8月24日
鈴木春信(浮世絵)、パブロ・ピカソ、マリー・ローランサン、棟方志功、池田満寿夫など95作家による100点の作品を展示します。
紙面に広がる版画の世界に触れてみましょう。
平成30年9月15日(土曜日)~11月11日(日曜日)
20名以上の団体料金
障がい者手帳等の提示により、本人および介助者1名無料
佐久市オールマイティーパスの提示により、本人のみ無料
全国子育て支援パスポートの提示により、本人および同行者全員団体料金
油彩画や水彩画、日本画のような絵画と版画との違いは、どこにあるでしょうか。例えば、紙に一本の線を描く場合を考えてみます。
絵画では、紙を用意し筆に絵の具をつけ、その筆で紙をこすれば出来上がりです。
版画では、例えば木版画の場合、版木を用意し、彫刻刀で線を彫り、あるいは線となる部分を残して版木を彫り取り、版木にインクを付け、紙をのせてバレンなどでこすり、紙をはぎとることで一本の線が画面に描かれます。そして版に使う材料や版を作る方法によって、そのやり方が違ってきます。
版画は、作者と作品の間に「版」が介在することによって、手間のかかる、厄介な制作方法をとっていると言う事もできるでしょう。しかしこれが木版、銅版、石版、シルクスクリーンのような版材、凸版、凹版、平版、孔版などの版式の多様性につながり、作家それぞれの工夫や技法の開発によって、多様な表現を生み出しています。
また、版を使うことによって、複数の同じ作品の制作ができることも版画の特徴です。このことによって、美術の普及に貢献しているとも言えるでしょう。
この展覧会では、当館の収蔵品の中から95作家100点の版画作品を展示いたします。その多様な作品の奏でるシンフォニーと魅惑的な小宇宙をお楽しみください。
鈴木春信「風流やつし七小町 しみづ」
昨年度収蔵した8作家による、日本画、洋画、彫刻、書、素描の作品を紹介
大石雪野「The woman who has disappeared」
申込み不要です。
開始時刻に会場にお集まりください。
参加無料です。(観覧券必要)
(要事前申込)
世界にひとつ 自分だけの「はんこ」を作ろう!
「はんこ」を作った後は、みんなで楽しく版画作品を鑑賞します。
駒場公園と茨城牧場長野支場で開催される「ぞっこん!さく市」の折込みチラシ1枚につき2名様まで、佐久市立近代美術館の観覧料が無料になります。
「版画交響楽」チラシ表
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毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。
午前9時30分~午後5時