更新日:2024年5月1日
佐久市立近代美術館が2000年から2022年の間に収蔵した作品の中から、1960年以降に生まれた作家が2000年から現在にかけて制作した現代美術作品を紹介します。
1960年代は、日本の「美術」あるいは「芸術」という概念そのものが大きく変化した時代でした。この頃、芸術至上主義に代表される既成の形式を覆そうとする「反芸術」とよばれる前衛芸術が台頭し、視覚芸術の分野では形象やイメージを排した「抽象表現主義」が大流行しました。これらの動向は作家たちに大きな影響を与え、その後、多様な表現形式が生まれていきます。
本展で紹介する1960年以降に生まれた作家たちは、いわば、生まれながらにして「何事も表現となりうる自由」の下に育った世代といえるでしょう。本展は日本現代美術史を展望するものではありませんが、これからの時代を担う彼らが、2000年以降の現代において何をみつめていたのかをコレクションを通して考えます。
昭和58年に開館した当初、600点ほどであった佐久市立近代美術館のコレクションは、現在3400点を超えています。令和4年度には、新たに12作家・24点の作品を収蔵しました。本展では、この中から書14点、日本画2点、工芸2点の計18点の作品を紹介します。現代を生きる作家たちの、バラエティに富んだ作品群をお楽しみください。
2024年3月16日(土曜日)から5月6日(月曜日)まで
3月18日(月曜日)、21日(木曜日)、25日(月曜日)
4月1日(月曜日)、8日(月曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、30日(日曜日)
午前9時30分から午後5時まで
佐久市立近代美術館 油井一二記念館
佐久市は、3月9日を佐久市の魅力を再発見するための「佐久市民の日」に定めています。
これを記念して、展覧会を無料で観覧できます。
石や葉など身近な自然物の観察から生まれる星たちを標本にしてみよう。
申し込みが必要です。詳しくはこちらから。
作品を見て感じたことを、一緒におしゃべりしませんか?
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書道用具はご持参ください。
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チラシ表(コレクション2000-2022)(PDF:4,235KB)
チラシ裏(コレクション2000-2022)(PDF:2,408KB)
展示作品リスト(コレクション2000-2022)(PDF:660KB)
展覧会チラシ 展示作品リスト がダウンロードできます。
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毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。
午前9時30分~午後5時