更新日:2024年10月1日
地域ゆかりの美術家等を紹介するシリーズの展覧会で、牧野一泉を紹介する。
佐久で生まれ、南画家・牧野寒泉(1893-1973)を祖父にもつ牧野は、高校時代には「画家になることしか考えなかった」という。1970年4月に東京藝術大学絵画科日本画専攻に進学、教授だった師 日本画家・稗田一穂(1920-2021)に出会い、稗田が会員として所属していた創画会を作品発表の場とした。日本画表現の自由な挑戦を繰り広げていた創画会で、牧野は従来の技法に捕らわれずAssemblageなど現代的な造形手法を取り入れながら、画面上の新しい表現を模索している。牧野自身が選んだ作品40点は、その軌跡であり、それぞれが「現実の形象から離れた自立した造形」である。
注釈
・南画とは、日本で江戸時代後期におこった絵画の流派のひとつ。中国絵画の南宗画に由来する。
・Assemblageとは「寄せ集め」「組み立て」を意味するフランス語。現代美術では日用品や廃棄物など立体物を寄せ集めて表現に使用する技法をいう。
牧野一泉が所属する創画会で活躍した作家と、佐久ゆかりの作家の作品を当美術館のコレクションから厳選して展示
平山郁夫(1930-2009)が、佐久香坂の閼伽流山を描いた素描《閼伽流山を望む》ほか13点を、《仏教伝来》と合わせて展示
画家・創画会会員
展覧会
個展
受賞
パブリックコレクション
日本橋高島屋の高は「くちだか」ではなく「はしごだか」です。
2024年9月14日(土曜日)から11月4日(月曜日)まで
9月17日(火曜日)、24日(火曜日)、30日(月曜日)
10月7日(月曜日)、15日(火曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日)
午前9時30分から午後5時まで
佐久市立近代美術館 油井一二記念館
※20名以上の団体は( )内の金額適用
申し込みが必要なイベントは、10月1日(火曜日)午前9時30分から佐久市LINEおよび電話(0267-67-1055)で申込受付を行います。先着順に受け付け、定員に達し次第、受け付けを終了します。
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毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。
午前9時30分~午後5時