更新日:2025年8月2日
佐久地域ゆかりの作家・塩川高敏(1948-2017)の郷里で初となる回顧展です。
塩川は、幼少期を佐久地域で過ごしました。1973年、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻を修了した後は、母校の助手や美術予備校、カルチャーセンターなどの講師をしながら国画会に所属し活動します。2000年頃からは尾道市立大学の設立に携わり美術学部の構想、設計に尽力。同大学教授を経て2011年には副学長に就任し、2016年に病で役職を離れるまで教育の現場に立ち続けました。
塩川のライフワークとなった「浮游」シリーズは、20代後半から69歳で没するまでの約40年にわたって描かれました。塩川は、浮游というとらえどころのない感覚的な現象を確かなデッサン力と細密描写、優れた色彩感覚によって描きだし、空高く舞い上がるのではなく少しだけ浮いて漂うといった現代社会に生きる人間の心象風景にも通じる絵画世界を展開しました。
本展覧会では、代表的な「浮游」シリーズをはじめ、塩川が小学生で描いた油彩画から没年の2017年に制作した大作に至るまでの約70点と関連資料により塩川の活動の軌跡をたどります。
※作家名の「高」は「はしご高」
2025年9月13日(土曜日)から11月3日(月曜祝日)まで
9月16日(火曜日)、24日(水曜日)、29日(月曜日)
10月6日(月曜日)、14日(火曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
午前9時30分から午後5時まで
佐久市立近代美術館 油井一二記念館
※20名以上の団体は( )内の金額適用
日時
9月20日(土曜日)午前10時から1時間程度
対象
小中学生(小学生は保護者同伴も可)
参加費
1セット500円(材料費等)
定員
10人
場所
佐久市立近代美術館 視聴覚室
申し込みが必要です。
作品を見て感じたことを、一緒におしゃべりしませんか?
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18歳未満・高校生以下は観覧無料です。
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毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。
午前9時30分~午後5時